だれしも自分を基準に相手と会話してしまうものです。様々なお客様と接するとお客様自身の基準で会話をしていると実に滑稽な事を言ってくる方が結構いらっしゃいます。例えば暑い夏は水分補給は欠かせません。そこで良心的なお客様はわざわざ冷たいお茶を差し入れしてきます。「大人の飲み物はやはりお茶でしょう。」と思っている方が実に多いのですが、これは大きな間違えです。水分だけを補充しても全然意味が無く、排出してしまったミネラル分を補充する必要があるのです。ですからスポーツドリンクなら最適なのですが、お茶系は利尿効果が高く外出時に小便が近くなるので最悪の飲み物です。理屈がわかっていない典型例です。しかし頂いた飲み物などは飲まなければ良いだけなので大した問題ではないのですが、結構困るのは仕事が無くて困っていると思っているような発言をしてくる方が実に多いことです。世間知らずの発言はこれに集中するのです。引っ越し業務の全盛期には1ヶ月前から予約を受け付けていましたが1週間先程度はほとんど予約一杯な状況でした。ピークの1999年には年間引っ越しの受注は967件で法人様の配送依頼を含めると年間1080件をこなしていました。この年は年間で仕事が来なかった日は6日しかありませんでした。故に仕事に困っている事が前提で会話してくる客はいい事をしていると思っているので素直に断る事も出来ずに実に困るのです。「友達も引っ越しするのでこの番号に掛けてみて!」なんて言われても引っ越しシーズンは全部予約がいっぱいな事を全然認識していないで良心でこんな発言をしてくる方が実に多いのです。ですから実はこちらから押し売りの様な電話は一切掛けないのです。この様なお客様には当店のサイトでコンセプトを理解してもらい予約状況をWebで確認して空いていていれば連絡して下さいと言うだけなのです。法人様にもとんでもない発言をしてくる輩がいます。ある内装業者の内装機械を運んだ後にふざけた発言をしてきました。「今度からお前を使ってやるのよ!」こちらが単身者の引っ越しを専門に行っていて先まで予約一杯な事など全然認識していないのです。しかしこの業者から再度依頼が入りました。そんな2日後なんかに空いてないのです。当然はっきり断って自身の認識の間違えに気付いた様です。上から目線で「使ってやる。」という発言をするだけでこちらからお断りしたい業者でしたが、さすがにその後依頼は来なくなりました。また自身でトラックを所有していない大工さんも不思議な発言をされました。「どうせ土日は仕事無いでしょう。僕が今度依頼するから!」ですって。こちらが単身者の引っ越しを専門に行っている事を全然わかっていないのです。土曜日曜は当然引っ越し依頼が集中するのでかなり早く予約を頂かないと空いていない事がわかっていないのです。この大工さんも数か月で取引は止めました。(理由は運賃未払いが原因ですけど。)
 一番記憶に残っているお客様の発言はビックリなものでした。お得意様の法人様の従業員の発言でした。なんととんでもない事を同僚に言っていたのです。「こちらはXX運送さんです。うちの会社の配送を専属に行ってもらっています。ほぼ内の会社だけで食べている方です。」流石に他人の財務内容など知る訳ないのに内の会社の仕事で食べてるなんて大嘘を同僚の従業員に話していたのでその場でこの二人の前で訂正しました。「それは大きな間違えです。お宅様の会社の売り上げは当店の大体2割位です。」するとこの発言をしてきた従業員の顔が急変しました。多分毎月の請求額は知っていたのでしょう。この頃は毎月15万円から20万円程度の額面で請求書を送付していました。そこで20%位なので瞬時に売り上げが計算できたのでしょう。いつもこちらの会社に顔を出していたので専属で行っていると思い込んでいたいたようです。実は引っ越しの依頼の方が断然多くて単価も引っ越しの方が高いのでまして春の引っ越しシーズンはかなりの仕事を下請けに出していました。ですから売り上げが数十万あっても自身で配送していない業務も結構ありましたが、全体の売り上げれレベルで100万円近くになる事もある事を知って血の気が引いてしまったようです。その後、この従業員からの配送依頼はメッキリ減ってしまいました。流石に事実を知ってバツが悪くなったようです。実にこの頃が懐かしいです。今は引っ越しも全然出来ないほど体はボロボロです。

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 おとめ山公園の真ん中辺りから南の入り口方面に芝生地帯を写したものです。全体が斜面になっていますので南から入ると登りが続きます。