自動車保険には大雑把には2種類あります。いわゆる強制保険と言われる自賠責保険と運転者が任意で加入する自動車保険です。人身事故などのケガなどは初めの自賠責保険の方で事故場合は支払われます。保険関係や自動車関係の方は詳しく知っているのは当たり前ですが、これをうまい事利用した、後で考えれば完全な犯罪者たる男に巡り合ってしまいました。
 ある日の引っ越しでお客様が西荻駅の改札前にいるという連絡が入りました。引っ越し先の住所が良く分からないという事なので本人と待ち合わせて会わなければ現地に到着できません。そこで西荻駅北口のセブンイレブン横で待機していました。この道は一方通行で路線バスが何台も通過する狭い道です。案の定すぐに路線バスがやってきました。朝の通勤時間だったので駅からの降車客が駅からも途切れなく来ています。こんな状況でバスや歩行者の通行の邪魔は出来ません。左ギリギリに停車していましたが、そこにバスがゆっくり通ってきましたので、トラックと左にある電柱の隙間は15cmくらいでしたので、さらに通りやすくするために5cm程度のぶつかる寸前までトラックを左に寄せました。元々ステアリングは右方向の最高切角のまま停車していましたので、ほんの数センチほどバックした感じですが、後ろに下がったというよりは左に10センチ寄っただけでした。このわずか10cm程度でバスはスムーズに通行出来ました。その直後にわずかにトラックの後部押してきた輩を感じ取りました。自動車はすべてサスペンション(ばね)の上に車体が乗っていますので、外部から押されればその感覚は体に感じます。その後はバスの通過を待っていた改札から降りてきた駅からの通行人の流れが大勢通過していきました。一通り通過客がいなくなり、また再度電車が停車して通行人の列がトラックの横を通り過ぎましたが、一向にお客様が現れません。そこで降車客が来ないタイミングでキャビンを降りて辺りを確認してみました。しかしお客様の姿は確認できませんでした。するとトラックの後部にじゃがりこんだ初老の男がいたのです。救いが必要かと思い声を掛けました。これが大失敗なのでした。トラックを停めて5分以上経過しています。おまけに後で考えればわざとらしく頭をさすっています。この間に大勢の降車客が横を通過していたわけです。聞いたら予想外の返事が返ってきました。「トラックにぶつけられた。」このありえない発言に絶句です。確かにバスの通過後に明らかに後部を押した感覚がありましたが、完全に停車していたのは明らかです。どうやらバスが通過後にバスの真後ろを歩こうとしたら不注意でトラックのホロにステーに頭をぶつけたために嘘を言っていたわけでした。5分以上も横たわっていたのはあきらかにこちらには非がないので自分から声を掛けるのをためらったようです。こちらが声を掛けてくれるのを待っていたわけです。このふざけた男の確信犯ぶりはすぐに理解できました。警察の事故証明が下りれば自賠責保険が下りるのを周知していたのが明白でした。ここでもめても時間的ロスで業務に支障が出ますので真横の西荻駅前派出所へ連れて行きました。警察官はこちらが事故加害者として見下した発言をくりかえしていました。いいようにこの犯罪男の都合がいいように調書を書き、事故登録しました。はっきりいってこちらは何もしていません。エンジンさえかかっていないトラックに座っていただけです。警察組織自体が犯罪を助長しているだけです。一方的に被害者と思って調書をとってもすべて嘘なのにそのまま書類を作成する最低警察官も問題あります。このような犯罪者を取り締まり、悪徳警察組織自体を何とかしてもらいたいものです。自賠責保険は申請しても金銭的損失は無いように思えますが、のちの免許書き換えで事故点数4点減点となっていました。この点数制度の苦情や訂正させる制度自体が無いのも非常に問題です。国家を含めて犯罪をおこなっているでけです。この減点で更新期間が短くなるし、免許の色による保険金額の上昇もあるので実際は非常に影響あるのです。日本も民主国家と思いきや、行政や公務員が関与する事例は北朝鮮や中国などと違いはないのです。犯罪国家は日本も全く例外でありません。死刑確定犯の冤罪事件など一般報道で取り上げられれば世間に知られると思いまうが、このような事件は毎日沢山発生していてよっぽどでない限り公務員が守られてしまうのは何とか是正してもらいたいものです。

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 哲学堂公園のあの狸のオブジェの当たりの川沿いを唯物園と称していました。川の反対側はあの人物オブジェが沢山見られます。